仮想ディスクあたりの物理ディスク数

仮想ディスクに含めることができる物理ディスクの数には制限があります。これらの制限はコントローラーによって異なります。仮想ディスクを作成する場合、コントローラーは一部のストライプとスパン(物理ディスク上のストレージを組み合わせる方法)をサポートします。ストライプとスパンの合計数には制限があるため、使用可能な物理ディスクの数も制限されます。ストライプとスパンの制限によって、連結とRAIDレベルの可能性に次のような影響を与えます。

  • 最大スパン数は、RAID 10 、RAID 50、および RAID 60 に影響します。
  • 最大ストライプ数は、RAID 0、RAID 5、RAID 50、RAID 6、RAID 60に影響します。
  • 1つのミラー内の物理ディスク数は常に2です。このプロパティはRAID 1およびRAID 10に影響します。

RAID 50およびRAID 60の場合は、他のRAIDレベルで可能な物理ディスクよりも多くの物理ディスクを使用できます。ファームウェア バージョン6.1搭載SASコントローラー上のRAID 10では、最大256台の物理ディスクを使用できます。ただし、コントローラー上のコネクターの数によって、RAID 10、RAID 50、またはRAID 60を使用する際に仮想ディスクに含めることができる物理ディスクの数には制限があります。これは、物理ディスクをコントローラーに物理的に接続できる数は限りがあるためです。

仮想ディスクでサポートされる物理ディスクの最大数の詳細については、「サポートされる機能」のコントローラーの仮想ディスク要件を参照してください。