Dell PowerEdgeサーバー シリーズの特定

Dell TechnologiesのPowerEdgeサーバー シリーズは、構成に基づいて異なるカテゴリーに分けられます。これらは、YX3X、YX4X、YX4XX、YX5XX、またはYX6XXサーバー シリーズと命名されます。命名規則の構造は次のとおりです。

文字Yはサーバーのモデル番号の文字を示します。この文字はサーバーのフォーム ファクターを表します。フォーム ファクターは、以下にリストされています。

  • C:クラウド
  • F:フレキシブル
  • MまたはMX:モジュラー型
  • R:ラック
  • T:タワー

文字Xはサーバーのモデル番号の数字を表します。数値は、サーバーに関する複数の特徴を表します。これらは次のように表されます。

  • 1桁目の数字(X)は、サーバーのバリュー ストリームまたはクラスを示します。
    • 1~5:iDRAC Basic
    • 6~9:iDRAC Express
  • 2桁目の数字は、サーバーのシリーズを示します。これはサーバーの命名規則で保持され、文字Xを置き換えることはありません。
    • 0:シリーズ10
    • 1:シリーズ11
    • 2:シリーズ12
    • 3:シリーズ13
    • 4:シリーズ14
    • 5:シリーズ15
    • 6:シリーズ16
  • 最後の数字(X)は、以下に示すように、常にプロセッサーの製造元を示しています。
    • 0:インテル
    • 5:AMD
メモ: AMDプロセッサーを使用しているサーバーの場合、モデル番号は3桁ではなく4桁で構成されます。3桁目のXは、サーバー シリーズがサポートするプロセッサー ソケットの数を示します。
  • 1:1ソケット サーバー
  • 2:2ソケット サーバー
表 1. PowerEdgeサーバーの命名規則と例
YX3XサーバーYX4XサーバーYX4XXサーバーYX5XXサーバーYX6XXサーバー
PowerEdge M630PowerEdge M640PowerEdge R6415PowerEdge R6515PowerEdge R7625
PowerEdge M830PowerEdge R440PowerEdge R7415PowerEdge R7515PowerEdge R760
PowerEdge T130PowerEdge R540PowerEdge R7425PowerEdge R6525PowerEdge R660