仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2)

[仮想ディスクの作成ウィザード(手順 1)<コントローラー名>] ページで選択した RAID レベルに応じて、 [仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2/3)-<コントローラー名>] ページに仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネクター(チャネルまたはポート)が表示されます。

メモ: 暗号化仮想ディスクを作成する場合は、暗号化物理ディスクのみが表示されます。それ以外の場合は、暗号化物理ディスクと非暗号化物理ディスクの両方が表示されます。

以下は表示例です。

[コネクター 0]

ページの[コネクター]セクションにはコントローラーのコネクターと、それぞれのコネクターに接続されたディスクが表示されます。仮想ディスクに含めるディスクを選択します。この例では、コントローラーにはディスクが 5 台接続されたコネクターが 1 つあります。

  • 物理ディスク 0:0:0
  • 物理ディスク 0:1:0
  • 物理ディスク 0:2:0
  • 物理ディスク 0:3:0
  • 物理ディスク 0:4:0

[選択した物理ディスク]

このページの[選択した物理ディスク]のセクションには、選択したディスクが表示されます。この例では、2 台のディスクが選択されています。

  • 物理ディスク 0:0:0
  • 物理ディスク 0:1:0

それぞれの RAID レベルには、選択する必要のあるディスク数についての明確な要件があります。RAID 10、RAID 50、RAID 60には、各ストリップまたはスパンに含める必要のあるディスク数の要件もあります。

コントローラーがファームウェア バージョン6.1以降のSASで、RAID 10、RAID 50またはRAID 60を選択した場合、ユーザー インターフェイスに以下が表示されます。

  • [すべてのディスク] — 全エンクロージャ内の物理ディスクのすべてを選択できます。
  • [エンクロージャ] — エンクロージャ内のすべての物理ディスクを選択できます。
メモ: [すべてのディスク][エンクロージャ]オプションでは、スパンを構成する物理ディスクを選択してから、そのスパンを編集することができます。続行する前に、スパンを削除して、異なる物理ディスクでスパンを再度指定することができます。
  • [スパン当たりのディスク数] — 各スパンのディスクの数を選択できます(デフォルト = 2台)。このオプションはファームウェアバージョンが 6.1 以降の SAS コントローラーでのみ使用できます。
    メモ: ファームウェア バージョン6.1以降のSASコントローラーでは、RAID 10はスパンごとに偶数のディスク数のみ、および32台のディスクがあるスパンを最大8個サポートします。
    メモ: PERC 9以降のハードウェア コントローラーの場合、RAIDレベル10用の仮想ディスクを作成するCLIコマンドで、オプションのパラメーターspanlengthを使サポートしません。たとえば、それぞれ6台の物理ディスクを搭載したエンクロージャがコントローラーに3台あるとします(利用可能なディスクの合計数は3 x 6 =18台です)。各スパンにディスクを 4 台選択する場合、コントローラーはスパンを 4 つ作成します(ディスク 18 台 ÷ スパンあたりディスク 4 台 = 4 スパン)。最後のエンクロージャに残った 2 台のディスクは RAID 10 には含まれません。
  • [シングル スパン仮想ディスクの作成に使用するディスク数]リスト ボックスを選択 — PERCコントローラー用に物理ドライブを22台または26台備えたシングル スパン仮想ディスクを作成することができます。このリストボックスオプションは、手順 1 で RAID 10 を選択し、システムに物理ドライブが 22 台以上ある場合にのみ表示されます。
    メモ: [仮想ディスクの作成ウィザード]ページで選択された、仮想ディスク パラメーターに適合した物理ディスクのみが表示されます。
    必要なコネクターと、対応する物理ディスクを選択し、[続行]をクリックします。