System Configuration Lock-downモード

「System Configuration Lock-downモード」は、構成可能なオプションをお客様に提供し、これを有効にした後は、その特定のシステム構成が一部の例外を受け入れないようにします。通常この設定は、ドメイン内の他のシステムと共にシステムが特定のレベルにプロビジョニングされた後に使用されます。その後、このモードを有効にすることで、長期的な運用においてシステムの誤差が軽減されることが多く見られます。

サーバーが「System Configuration Lockdown」モードの状態では、Storage Management UIまたはCLIのいずれからも構成操作を開始することはできません。このモードを設定する場合、一部の列挙またはレポート操作を除き、Storage Managementでほとんどの操作を実行できません。

iDRAC UIから、Lockdownモードを有効にすることができます。Lockdownモードを有効にするためには、iDRACページの[その他のアクション]ドロップダウン メニューから [System Lockdownモードをオンにする]オプションを選択する必要があります。変更がStorage Management UIで使用可能になるまでしばらく時間がかかる場合があります。

メモ: Storage ManagementのUIやCLIでは、Lockdownモードの構成または設定をサポートしていません。System Configuration Lockdownモードを有効にするには、iDRAC UIまたは同様のアプリケーションにアクセスする必要があります。
メモ: PERC 12コントローラーでは、Storage ManagementはSystem Configuration Lockdownモードをサポートしていません。PERC 12コントローラーでは、サーバーがLockdownモードになっている場合でも、すべてのタスクが有効になります。
メモ: System Lockdownモードをオンに設定した後にデータ管理またはエンジン サービスを再起動すると、直ぐにStorage Managementページに反映されます。必要に応じて、再起動の後にStorage Management UIを更新する必要があります。

[Storage Management CLI]:システムが「System Configuration Lockdown」モードにあるとき、UIで使用可能またはサポートされているタスクのみがStorage Management CLIで使用可能またはサポートされます。サポート対象外の操作を実行しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

‘Error! System Configuration Lockdown mode is turned ON. Configuration actions cannot be performed in this mode. Operation failed!!!’