仮想ディスクの作成

お使いのコントローラーがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。

警告: バックグラウンドで自動的に初期化が開始され、ユーザー データがあると消去されます。

RAID機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクとは、RAID コントローラが 1 つまたは複数の物理ディスクから作成する、ストレージのことを指します。仮想ディスクは複数の物理ディスクから作成できますが、オペレーティング システムからは単一のディスクとして認識されます。

仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。

Storage Managementでは、次のようなウィザードを使用して仮想ディスクを作成できます。

  • [仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード]では、使用可能な容量とコントローラーの考慮事項に基づいて適切な仮想ディスク レイアウトを算出します。このウィザードでは、推奨される選択項目を使用して仮想ディスクを迅速に作成できます。
  • [仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード]では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、およびキャッシュ ポリシーを指定できます。物理ディスクと使用するコントローラー コネクターを選択することもできます。詳細設定ウィザードを使用するには、RAIDレベルとハードウェアについてよく理解している必要があります。
メモ: コマンド ラインまたはUIの処理結果によりスピンダウンされたドライブを使用して、スライスされたスパン仮想ディスクを多数作成すると、遅延が発生する可能性があります。スライスされたスパン仮想ディスクを1つ作成したら、しばらく待ってから、次のスライスされたスパン仮想ディスクを作成するようにしてください。
メモ: スタンバイ(スピンダウン)物理デバイスを使用して仮想ディスクを作成すると、次のメッセージが表示されます。The task cannot be completed. The VD creation task is completed but the OS may not be aware of the new VDs. ただし、システムの再起動時には、すべての操作で仮想ディスクを使用できます。
メモ: 最大64台の仮想ディスクから1台以上の仮想ディスクを削除した場合、2分以内に仮想ディスクを作成することはできません。[情報/構成]ページに、「Unable to complete the operation. Retry the operation after few minutes」というエラー メッセージが表示されます。仮想ディスクを作成するには、最低2分間待機することをお勧めします。
メモ: [仮想ディスクの作成ウィザード(手順1)]ページで [バス プロトコル]として [SAS]または [SATA]を選択した場合、PowerEdgeサーバーでHDDまたはSSDメディア タイプが使用できない場合でも、使用できない対応 [メディア タイプ]が、 [メディア]ドロップダウン リストで無効になりません。
メモ: PERC 12コントローラーで、RAID 50または60レベルを使用して、CLIからパーシャル仮想ディスクを作成する場合、物理ディスクは親仮想ディスクのスパンの順序で指定する必要があります。パーシャル仮想ディスクを作成するには、omconfig storage controller <controler ID> action-createvdisk size-<n> raid-<r50/r60> pdisk-<physical disks ID> stripezise-<size> spanlength-<span length>コマンドを実行します。この場合、<n>の値は0.1 GB以上にする必要があります。