外部構成プロパティ

次の表では、外部ディスクとグローバルホットスペア用に表示されるプロパティについて説明しています。

表 1. 外部構成プロパティ
プロパティ 定義
[ステータス] これらのアイコンはストレージ コンポーネントの重大度または正常性を示します。
  • 正常[正常/OK]
  • 警告[警告/非重大]
  • 重大[重大/失敗/エラー]
詳細については、「ストレージ コンポーネントの重大度」を参照してください。
[名前] リンクとして使用できる外部構成の名前が表示されます。このリンクから外部ディスクを構成する物理ディスクにアクセスできます。
[状態 ] 外部構成の現在の状況が表示されます。以下の値があります。
  • [準備完了] — 外部ディスクのインポートが可能で、インポート後に正常に機能します。
  • [劣化] — 外部ディスクは劣化状況にあり、インポート後に再構築されます。
  • [故障] — 外部ディスクに障害が発生し、機能しなくなっています。外部構成はインポートできません。
外部構成は次のいずれかの理由により、劣化または故障状況にある可能性があります。
  • 欠落した物理ディスク — 対象の仮想ディスク内の物理ディスクのどれかが欠落しているか、使用できません。
  • 欠落したスパン — ハイブリッド仮想ディスクの1つ、または複数のスパンが欠落しています。
  • 古い物理ディスク — 構成内の1つ、または複数の物理ディスクに、仮想ディスク内の他のディスクに関連のある古いデータが含まれている可能性があります。そのため、インポートした仮想ディスクのデータの整合性が損なわれています。
  • 仮想ディスクの非対応構成 — 仮想ディスクに非対応のRAIDレベルが存在します。
  • インポートおよびエクスポート — インポートに使用できる仮想ディスクが、エクスポートに使用できる仮想ディスクの数を超えています。
  • 互換性のない物理ディスク — 物理ディスクの構成がRAIDファームウェアによって認識されません。
  • 孤立したドライブ — 外部構成内の物理ディスクには、既にアレイ(外部またはネイティブ アレイ)の一部である別の物理ディスクと一致する構成情報が含まれています。
  • インポート不可スパン — インポート不可能スパンは、障害が発生した仮想ディスクの一部であるすべての物理ディスクとスパンを表示します。構成をクリアする必要があります。構成をクリアするには、[コントローラーの外部設定プレビュー]ページで、 [クリア]をクリックします。
    メモ: インポート不可スパンは、PERC 12以降のコントローラーでのみサポートされています。
メモ: その他の該当する物理ディスクのタスクおよびプロパティについては、「物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ」および「 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク」を参照してください。
[レイアウト] 外部構成の RAID レベルが表示されます。
[備考] 外部仮想ディスクの情報を提供します。仮想ディスクをインポートできない場合は、エラーの理由が表示されます。
  • 最大数超過 — インポート用に選択した仮想ディスクの数は、対応ディスクの最大数を超えています。
  • 欠落した物理ディスクまたはスパン — インポートされる仮想ディスク内の1つ、または複数の物理ディスクまたはスパンが欠落しています。
  • 非対応 — 選択したRAIDレベルをコントローラーがサポートしていません。
  • 孤立したドライブ — 物理ディスクが交換され、RAIDボリュームの一部ではなくなりました。構成をクリアする必要があります。
  • 古い物理ディスク — インポートされる仮想ディスク内の物理ディスクには、古いデータが含まれています。
  • 一部外部 — 仮想ディスクが既存の構成の一部です。この仮想ディスク内の一部の物理ディスクが外部ディスクです。
[専用ホットスペア] 外部ディスクが専用ホットスペアであるかを表示します。

このプロパティ情報に基づいて、外部構成をインポート、リカバリー、またはクリアするかを決定できます。