使用可能なスペアしきい値の設定

このタスクについて

[使用可能なスペアしきい値の設定]は、PCIe SSDおよびPERCでサポートされています。 [使用可能なスペアしきい値の設定]オプションは、使用可能なスペアのNVMe PCIe SSDのしきい値の制限を構成する追加機能を提供します。
メモ: 使用可能なスペアしきい値は、HBAコントローラーに接続されているSSDではサポートされません。
メモ: 使用可能なスペアしきい値は、BOSS-N1コントローラー、ソフトウェアRAIDコントローラー、PERCコントローラー、PCIe SSDサブシステムに接続されているPCIe SSDで設定できます。

使用可能なスペアしきい値を設定するには、次の手順を実行します。

手順

  1. [Server Administrator]ウィンドウの [システム]ツリーで、 [ストレージ]ツリー オブジェクトを選択します。
    ストレージの [プロパティ] ウィンドウが表示されます。
  2. [正常性] サブタブをクリックして詳細を表示します。
  3. ストレージダッシュボードにある [使用可能なスペアしきい値の設定] リンクをクリックすることでこの操作にアクセスすることができます。
    メモ: デフォルトの警告しきい値は10 %に設定され、デフォルトの重大しきい値は5 %に設定されています。
    メモ: 使用可能なスペアに警告しきい値が設定されている場合は、その値以下に達したときに、警告アラート メッセージが生成されます。使用可能なスペアに重要しきい値が設定されている場合は、その値以下に達したときに、重要アラート メッセージが生成されます。
    メモ: [情報/構成]タブ> [グローバル タスク]からこのオプションを選択することもできます。
    [使用可能なスペアしきい値の設定] ウィンドウが表示されます。
  4. [PCIe SSD のしきい値の設定(1~99)] で、適切なしきい値を入力します。
    メモ: 使用可能なスペアしきい値が設定されている場合は、アラートメッセージが生成されます。
    メモ: しきい値は 100 %に設定できません。
  5. [変更の適用] をクリックします。
    メモ: 使用可能なオプションのどちらかに新しいしきい値を入力せずに[変更の適用]をクリックすると、エラー メッセージが表示されます。新しいしきい値を入力して 変更の適用 をクリックすると、タスクが正常に終了します。
  6. [変更の適用] をクリックした後、Storage Management が新しいしきい値でシステムをアップデートします。タスクが完了すると、 [情報/構成]ウィンドウにリダイレクトされます。
    メモ: 新しく入力されたしきい値は、Server Administrator をアップグレードした後も保持されます。
    メモ: SSD の使用可能なスペアが構成されたしきい値を下回ると、アラートがログに記録され、アラートのタイプに基づいてそのSNMPトラップが同様に受信されます。SNMPトラップの詳細については、OpenManageマニュアルにあるDell OpenManage SNMPリファレンス ガイド」を参照してください。しきい値のポーリング間隔は 5 分ごとに繰り返すようにスケジュールされます。ポーリング間隔の詳細については、「SMART属性のポーリング間隔」を参照してください。