ログイン、ログアウト

ログインのベスト プラクティス

  • Server Administratorにログインする際は、オペレーティング システムのユーザー名およびパスワードを使用してください。
  • Microsoft Windows Server 2003以降を稼動するシステムでServer Administorにログインする場合は、オペレーティング システムのデザイン上ブランク パスワードは使用できません。
    メモ: このヘルプ ページには、お使いのシステムでサポートされていない機能またはオペレーティング システムの情報が含まれている場合があります。Server Administrator はお使いのシステムでサポートされている機能のみを表示します。

管理下システムログイン

管理下システムの Server Administrator にログインするには、[管理下システム] ログイン ウィンドウを使用します。

メモ: バージョン9.4.0のServer Administratorより、[管理下システム ログイン]はデフォルトで無効の状態になっています。ただし、Webサーバーのみのインストール環境では、有効になっています。[管理下システム ログイン]が無効になっている場合、リモート管理下ノードに接続するには、プリファランス ページから[管理下システム ログイン]のプリファランスを有効にします。
ホスト名またはIPアドレス 管理下システムの IP アドレス、システム名、または完全修飾ドメイン名(FQDN)をタイプします。
メモ:  システム名またはFQDNを入力した場合、Server Administrator Web Serverホストはそのシステム名またはFQDNを管理下システムのIPアドレスに変換します。
メモ: 管理下システムのポート番号を入力することもできます。たとえば、ホスト名:ポート番号、または IP アドレス:ポート番号などです。
メモ: Citrix XenServerに接続している場合、Server Administrator Web Serverは自動的にデフォルト ポート(5986)を選択しますが、代わりのポートを指定することもできます。
ユーザー名 管理下システムのユーザー名を入力します。有効なユーザー名を入力するには、次の組み合わせを使用します。
  • ユーザー名
  • ドメイン名\ユーザー名
  • ユーザー名@ドメイン名
パスワード 管理下システムのパスワードをタイプします。
アプリケーション ログインしているアプリケーションを指定します。
Active Directory ログイン Microsoft Active Directory 認証を使用してログインするには、このオプションにチェックを入れます。Microsoft Active Directory 内の拡張スキーマソリューションを使用してログインするには、[Active Directory ログイン] チェックボックスを選択する必要があります。このソリューションは、Server Administrator へのアクセスを提供し、お使いの Active Directory ソフトウェアに対して Server Administrator ユーザーと権限を追加/制御することを可能にします。詳細については、『「Server Administrator インストールガイド」』の「[Microsoft Active Directory の使用]」を参照してください。
メモ: このアプリケーションを使用するには、クライアント側のスクリプトを有効にする必要があります。手順については、「Server Administratorユーザーズ ガイド」を参照してください。
証明書の警告を無視 このチェック ボックスはデフォルトで選択されており、証明書の警告を無視します。管理下ノードにインストールされているWebサーバーの管理下システムの証明書を無視できます。
メモ: [証明書の警告を無視]オプションは慎重にお使いください。信頼されたイントラネット環境でのみ使用することが強く推奨されます。
送信 ログインを続行します。
キャンセル ページに入力したデータを消去します。

次の表に、管理下システムのログイン失敗エラーおよびその推測原因を示します。

表 1. ログイン失敗エラー
エラー 考えられる原因
リモート ノード ログイン管理ページを使用できません このエラーは、[管理下システム ログイン]のプリファランスが無効になっている場合に発生することがあります。有効にするには、管理者権限でローカル システムにログインして、[プリファランス] > [全般設定] > [Webサーバー] > [プロパティ] > [管理下システム ログイン]で、[管理下システム ログイン]を有効にします。プリファランス ページで[管理下システム ログイン]が無効になっていると、Webサーバーにログインすることができません。
ホスト名を解決できませんでした このエラーは、入力したホスト名をWebサーバーが解決できない場合に発生する可能性があります。
接続エラー エラーの原因としては、以下が考えられます。
  • ログインしようとしている管理下システムに到達できない。
  • 管理下システムの Web Services for Management(WS-Man)サーバーが稼動していない。
  • 入力したポート番号が正しくない。
  • WS-Man サーバーは稼働しているが、HTTPS 用に設定されていない。詳細については、『Server Administrator「」インストールガイド』を参照してください。
  • Server Administrator Web Serverを実行しているシステムにデフォルトのプロキシ設定(ブラウザのプロキシ設定ではない)がある場合、管理下システムのログインが失敗する可能性があります。この問題を解決するには、管理下システムに直接アクセスするか、プロキシをバイパスしてアクセスする必要があります。プロキシ設定の詳細については、お使いのオペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
証明書エラー エラーの原因としては、以下が考えられます。
  • 管理下システムの証明書が有効期限切れである。
  • 管理下システムの証明書の認証局(CA)をServer Administrator Web Serverが信頼していない。
  • 管理下システムのコモンネーム(CN)の名前がホスト名 / IP アドレスフィールドに入力したホスト名に一致しない。
  • 管理下システムの証明書が呼び出されなかった。
認証エラー このエラーの原因としては、以下が考えられます。
  • 不正な [ユーザー名] または [パスワード] を入力した。
  • Windows リモート管理認証機能(Remote Enablement)が管理下システムで設定されていない。Remote Enablementのインストールと設定については、『「Server Administratorインストール ガイド」』、ユーザー設定については、『「Server Administratorユーザーズ ガイド」』を参照してください。
  • 管理下ノードがWindows 2008 R2を実行しており、WinRM(Windowsリモート管理)の「CbtHardeningLevel」設定が[Strict]に設定されている。この問題を解決するには、CbtHardeningLevelを[Relaxed]または[None]に変更します。詳細に関しては、WinRMのマニュアルを参照してください。
  • VMware ESXiオペレーティング システムでServer Administratorにログイン中にロックダウン モードが有効化された。ロックダウン モードの詳細については、VMwareのマニュアルを参照してください。
接続タイムアウト このエラーは、アクセスしようとしている管理下システムが到達不能か、応答に時間がかかりすぎている場合に発生する場合があります。管理下システムの依存サービスが他のリクエストを処理しているためであるとも考えられます。
内部エラーが発生した このエラーの原因としては、以下が考えられます。
  • 管理下システムの依存サービスが稼働していない。依存サービスの詳細に関しては、『「Server Administratorインストール ガイド」』を参照してください。
  • WS-Man サーバーは稼働しているが、HTTPS 用に設定されていない。
  • Remote Enablement 機能がインストールされていない。Remote Enablement機能のインストール方法の詳細については、『「Server Administratorインストール ガイド」』を参照してください。
メモリー不足 このエラーは、オペレーティング システムエラーです。管理下システムのオペレーティング システムマニュアルを参照して問題を解決し、再ログインしてください。
CRL ファイルがない、または無効です このエラーは、有効な CRL(証明書失効リスト)ファイルが指定されていない場合に発生する可能性があります。
管理ノードでロックダウン モードが有効です このエラーは、VMware ESXi管理下ノードでロックダウン モードが有効になっている場合に発生する可能性があります。ロックダウン モードの詳細については、VMwareのマニュアルを参照してください。

ローカルシステム ログイン

ローカル システム上でServer Administratorにログインするには、[ログイン]ウィンドウを使用します。

メモ: サポートされているMicrosoft Windowsオペレーティング システムでは、このエントリーの大文字小文字は区別されません。サポートされているRed Hat Enterprise LinuxおよびSUSE Linux Enterpriseサーバーのオペレーティング システムでは、このエントリーの大文字小文字が区別されます。
ユーザー名 オペレーティング システム ログインに割り当てられたユーザー名を入力してください。有効なユーザー名を入力するには、次の組み合わせを使用します。
  • ユーザー名
  • ドメイン名\ユーザー名
  • ユーザー名@ドメイン名
パスワード ローカルシステムのパスワードをタイプします。
アプリケーション ログインしているアプリケーションを指定します。
Active Directory ログイン Microsoft Active Directory 認証を使用してログインするには、このオプションにチェックを入れます。Microsoft Active Directory 内の拡張スキーマソリューションを使用してログインするには、Active Directory ログイン チェックボックスを選択する必要があります。このソリューションは、Server Administrator へのアクセスを提供し、お使いの Active Directory ソフトウェアに対して Server Administrator ユーザーと権限を追加/制御することを可能にします。詳細については、『「Server Administratorインストール ガイド」』の「Microsoft Active Directoryの使用」を参照してください。
メモ: このアプリケーションを使用するには、クライアント側のスクリプトを有効にする必要があります。手順については、「Server Administratorユーザーズ ガイド」を参照してください。
送信 ログインを続行します。
キャンセル ページに入力したデータを消去します。

次の表に、ローカルシステムのログイン失敗エラーおよびその考えられる原因を示します。

表 2. 障害エラー
エラー 考えられる原因
ログインに失敗しました このエラーは、正しくないユーザー名またはパスワードを入力した場合に発生します。

Web Server ログイン

Server Administrator Web Serverにログインするには[Web Serverログイン]を使用します。

ユーザー名 オペレーティング システム ログインに割り当てられたユーザー名を入力してください。
メモ: サポートされているMicrosoft Windowsオペレーティング システムでは、このエントリーの大文字小文字は区別されません。サポートされているRed Hat Enterprise LinuxおよびSUSE Linux Enterpriseサーバーのオペレーティング システムでは、このエントリーの大文字小文字が区別されます。
パスワード オペレーティング システムのパスワードを入力します。
アプリケーション ログインしているアプリケーションを指定します。
Active Directory ログイン Microsoft Active Directory 認証を使用してログインするには、このオプションにチェックを入れます。Microsoft Active Directory 内の拡張スキーマソリューションを使用してログインするには、Active Directory ログイン チェックボックスを選択する必要があります。このソリューションは、Server Administrator へのアクセスを提供し、お使いの Active Directory ソフトウェアに対して Server Administrator ユーザーと権限を追加/制御することを可能にします。詳細については、『「Server Administratorインストール ガイド」』の「Microsoft Active Directoryの使用」を参照してください。
メモ: このアプリケーションを使用するには、クライアント側のスクリプトを有効にする必要があります。手順については、『Server Administratorユーザーズ ガイド』を参照してください。
送信 ログインを続行します。
キャンセル ページに入力したデータを消去します。

システム管理者は、ユーザーまたはパワーユーザーごとにアプリケーションへのアクセスを制限できます。これらのいずれかのグループのメンバーであるユーザーは、グループに適切なアクセスレベルがないため、アプリケーションに再度アクセスできなくなる可能性があります。

ログアウト

[ログアウト] ウィンドウを使用して、Server Administrator プログラムセッションを終了します。グローバルナビゲーションバーの [ログアウト] をクリックします。

[ログアウト]ボタンは、Server Administratorの各ウィンドウの右上角にあります。

ログアウトウィンドウのウィンドウコンソール

次のユーザー名で [ログイン] ウィンドウに戻ります。
ブラウザを閉じる ブラウザを閉じます。
メモ: [ブラウザを閉じる] オプションはすべてのブラウザで使用できます。