メモリー設定

このウィンドウを使用して、システム メモリーの設定を制御します。

メモ: このヘルプ ページには、お使いのシステムではサポートされていない機能や値の情報も含まれている場合があります。Server Administratorには、お使いのシステムでサポートされている機能と値のみが表示されます。

ユーザー権限

表 1. ユーザー権限
選択 表示 管理
[メモリー設定 ] システム管理者、昇格システム管理者(Linux のみ) システム管理者、昇格システム管理者(Linux のみ)
メモ: ユーザー特権レベルの詳細については、「Server Administrator GUIの特権レベル」を参照してください。

システム メモリーのサイズ

システム内のメインメモリーの容量を表示します。

システム メモリーのタイプ

システムに取り付けられているメイン メモリーのタイプを表示します。

システム メモリー速度

メインメモリーのクロック周波数を表示します。

システム メモリー電圧

メインメモリーの現在の動作電圧を表示します。

ビデオ メモリー

内蔵ビデオコントローラ内の利用可能なビデオメモリーの総容量が表示されます。

システム メモリー テスト

POST中にシステム メモリー テストを実施するかどうかを指定します。

有効(デフォルト) メモリーテストが実施されます。
メモ: この機能を有効にすると、起動時間が長くなります。どれくらい時間が長くなるかは、システム メモリーのサイズによって異なります。
無効 メモリーテストが実施されません。

メモリー動作モード

メモリー動作モードを選択します。有効なメモリー設定が検知される場合にのみ、この機能が有効になります。

最適化モード DRAM コントローラは 64 ビットモードで独立して動作し、メモリーのパフォーマンスが最適化されます。
ミラーモード 取り付けられているメモリーの半分のみが使用可能であるとオペレーティング システムに報告されます。
詳細 ECC モード 2 つの DRAM コントローラが 128 ビットモードで統合され、最適化された信頼性を提供します。コントローラーによってチーム化できないメモリーはオペレーティング システムに報告されません。
スペアモード オペレーティング システムに報告されるメモリー サイズには、スペアの部分が含まれません。
Dell耐障害性モード すべてのNUMAノードに取り付けられているメモリーの割合は、ホスト仮想化の耐障害性を実現するために一部のハイパーバイザーで使用される耐障害性ゾーンを作成するように構成されています。耐障害性モード メモリー サイズ機能を使用して、FRMの割合を指定します。

ノード インターリーブ

システムが整合するメモリーで設定されている場合、このフィールドはノードインターリーブを有効にします。メモリー設定がノードインターリーブをサポートする場合にのみ、このフィールドはアクティブになります。ノードインタリーブが有効な場合、冗長メモリー機能は無効になります。

有効 このオプションを[有効]に設定すると、対称メモリー構成で取り付けられている場合にメモリー インターリーブがサポートされます。
無効(デフォルト) このオプションを[無効]に設定すると、システムは、不均一メモリー アクセス(NUMA)(非対称)メモリー構成をサポートします。

ADDDC設定

Adaptive Double DRAM Device Correction (ADDDC)が[有効]になっている場合、障害が発生したDRAMは動的にマップアウトされます。このアクションは、特定のワークロード下においてシステム パフォーマンスに何らかの影響を与える可能性があります。この機能は、耐障害性モード(FRM)が [無効]になっている場合に、x4 DIMMにのみ適用されます。

メモリー トレーニング

高速 メモリー構成が変更されていない場合に、以前に保存したメモリー トレーニング パラメーターを使用して、メモリー サブシステムをトレーニングします。メモリー構成が変更されていない場合、システムの起動時間が短縮されます。メモリー構成が変更された場合、システムは、[次回起動時に再トレーニングする]を自動的に有効にして1回限りのフル メモリー トレーニング手順を強制的に実行し、その後 [高速]に戻ります。
次回の起動時に再トレーニングする 次回のシステム電源投入時に、1回限りのフル メモリー トレーニング手順を強制的に実行します。次回の起動時は、システムの起動時間が遅くなります。
有効化 システムの電源をオンにするたびに、フル メモリー トレーニング手順を強制的に実行します。起動のたびにシステムの起動時間が遅くなります。

修正可能メモリー ECC SMI

ECC 修正済み DRAM エラーがシステムにより SEL ログに書き込まれます。このようなまれなエラーをログに記録すると、限界コンポーネントを特定するのに役立ちます。ただし、システムは、エラーが発生した後、ログ エントリーの作成中に数ミリ秒一時停止します。レイテンシーを懸念するお客様には、この機能を無効にすることをお勧めします。スペア モードおよびミラー モードでは、この機能を[有効]にする必要があります。

修正不能なメモリー エラーにおけるDIMM自己修復(ポスト パッケージ修復)

修正不能なメモリー エラーにおけるポスト パッケージ修復(PPR)を有効または無効にします。

修正可能なエラーのログ

修正可能なメモリーしきい値エラーのログを有効または無効にします。

オンダイクラスタ

オン ダイ クラスター(COD)を有効または無効にします。[無効] がデフォルト値です。

スヌープ モード

QPI 全体でのキャッシュ一貫性を維持するために、snoop モードを設定します。システム設定に従って snoop モードを使用すると、システムのパフォーマンスを最適化することができます。

アーリースヌープ ローカルおよびリモート要求に対してスヌープが生成されます。
ホームスヌープ 個別のキャッシュラインアドレスに対して複数のスヌーピングが生成されます。
オンダイクラスター 2 つのキャッシュエージェントを使用してパフォーマンスを向上させます。
Server Administratorアクション ページに表示されるその他のボタンの詳細については、「Server Administratorウィンドウのボタン」を参照してください。